2015年2月2日月曜日

平成26年度学校だより 2月

≪インフルエンザの猛威と雪≫
 1月1日の午後から降り始めた吹雪状態の雪が今のところ一番の降雪で、あまり雪のない1月で大変ありがたい限りです。昭和56年か59年の豪雪の時には、今の名田庄体育館の屋根が心配だということで、体育館を利用している各スポーツチームに雪下ろし応援の依頼が来て、体育館の屋根に上って雪降しをした記憶があります。その時雪は、2m近く積っていたような気がします。現在は校庭も雪のない状態で、天気のいい日はサッカーをする子どもたちの姿が見られました。
 
 そんな暖かい1月なのに、中旬頃からインフルエンザにかかる子が出てきて、いくら予防対策をとっていても広がりを食い止めることが出来ず、1年生と3年生の学級を学年閉鎖せざるを得ませんでした。今の時代は学校と家庭の往復だけではなく、子どもも大人も広範囲で行動するので学校だけでは無理ですし、家庭だけでも無理です。地域全体で社会全体で、予防行動をとることが必要な時代です。大切なのは、子ども自身が感染予防の原則を理解し、予防行動をとることが出来る力をつけることです。
【感染予防の3原則】
①感染源の除去
 (自分が感染してしまったら、他の人にうつさないようにする)
②感染経路の遮断
 (体内に病原菌を入れない努力をする。手洗い、うがい、マスクなど)
③抵抗力を高める
 (体内に侵入した病原菌と戦う力をつける。規則正しい生活、予防接種など)  

 小さい子でも理由が分かれば、自分から進んで家族の模範となる行動をとることが出来ると思います。この機会に家族みんなの健康のために感染症の予防について話し合い、具体的な予防策を考えてみてください。御高齢の方がおられる家庭は、風邪をひかないことが大変重要になってきます。インフルエンザの具体的な予防方法は、これまでの保健だよりで御確認下さい。学校でも予防行動をとれる子を育てていきますので、協力してインフルエンザにならないよう努めていきましょう。

 ≪スキー教室で≫ 5・6年生(1/28水)
5・6年生のスキー教室を今津の箱館山スキー場で行いました。前日までの雨で天候が心配でしたが、雨ではなく雪に変わりスキー場では雪が降り、時折吹雪くという天候の中でした。子どもたちは寒さにめげず滑り、転び、上達し、スキーを満喫しました。5年生はほとんどの子がスキーが初めてで、初めてスキーを履いた時は歩くこともままならない状態でしたが、指導者の教えのお陰で午後にはリフトを使って転ばずに降りてくることが出来るようになりました。6年生は1年ぶりの感覚を取り戻してからは、どんどんリフトを使って滑ることが出来ていました。難しい斜面のコースにも挑戦し、スキーの醍醐味を存分に味わいました。子どもたちの上達には感心しました。
 これも、班別で献身的に指導をしてくださった7名の地域の方のおかげです。お仕事もある中、1日子どもの為に時間を割いて指導してくださいました。「子どもと楽しい時間を過ごすことがとても楽しい。」とおっしゃっていただき、その笑顔がとても温かく、感謝しています。本当にありがとうございました。
班別練習の開始です!
指導者の話をよく聞いて、がんばろうという雰囲気が伝わってきます。