2014年7月1日火曜日

平成26年度学校だより 7月

 ≪自由授業参観日≫ 6/26(木)
 学校行事の事情により土曜日に予定していた授業参観日を、今回初めて平日の2~5限の授業を参観いただけるように計画いたしました。平日のことですので、おじいさん・おばあさんには来ていただけても、保護者の方々には御来校を望めないと考えていました。
 ところが予想に反して、たくさんの方に来ていただけたことに驚いています。「仕事の都合がついたのでちょっと来ました。」「仕事の昼休みの間の時間だけですが、給食の様子を見に来ました。」「今日の現場が名田庄だったので、ちょっとだけ見に来ました。」等、仕事の合間のちょっとした時間を作り、子どもの様子を見に来て下さる保護者のみなさんの思いをしっかり受け止めさせていただきました。反対に仕事があるから行くことができない方が多いということも分かっていますので、平日計画をしたことについては申し訳なく思っています。今後も保護者のみなさん来ていただきやすい機会を考えていきます。
 本校では、子どもたちに確かな学力を身につけるために「学び合う子どもの育成 ~算数の学習で比べる活動を取り入れて~」を目指しています。新しい課題に出会ったとき、これまで学んできた既習の知識を活用して解決しようとします。一人で解決できなくても、間違えながらでも自分の考えを出し合い比べながら、みんなでなるほどと言えるところへたどり着くことが大切であると考え、みんなで考えを出し合ってよりよいものを作っていくという学習を積み上げていこうとしています。学級のみんなで考えを出し合い学び合うことを通して、友達のお陰でよく分かるようになったと言える授業をつくっていこうと努力しています。そのような授業の一端を見ていただけましたでしょうか。

今後も学校の取組みがよく分かるような機会を設けていきたいと考えています。お忙しい中授業を見てくださいました保護者の皆様、ありがとうございました。

 
≪命の大切さを≫
 昨年6月に動物の仲間(モルモット)がやってきて、もう1年になります。その名を「モルちゃん」と名付け、昨年度の2年生を中心に大切に世話をしてきました。その2年生も3年生になり先輩として新2年生にモルちゃんのお世話を譲りました。今は、新2年生の学級でモルちゃんが生活をしています。このモルちゃんが今も元気でいられるのも、県獣医師会の「学校飼育動物モデル校」としてモルモットの飼育について全面的な獣医師会のサポートを受けているからです。
 実は、5月中旬にモルちゃんの具合が悪くなり1週間ほど入院をして治療をしてもらいました。入院中は2年生が心配して、まだ治りませんかと気をもんでいました。医師の治療のお陰で元気になり過ごしていたんですが、また治療を受けたりを繰り返しています。今は、毎朝晩に薬を飲ませての治療を継続しながら世話をしているところです。モルモットは動物で人間のように「痛い」や「辛い」などを言葉で訴えることはできません。それを子どもたちは理解し、モルちゃんの気持ちになって考えたり優しくしてあげたりをしています。モルちゃんのぬくもりを手で感じながら、命の大切さと思いやることの学びをさせてもらっています。モルちゃん、早く病気が治りますように。
 (モルちゃんをみんなで見守っています)
入院から戻ってきたモルちゃんをかわいがっています。
久しぶりの再会で、帰ってくるのを持っていました。