2012年10月31日水曜日

「いじめ等問題行動をなくす」県研修会に参加して

 全国的に問題となっているいじめ問題、県では学校教育関係者、PTA関係者を集め、8月に全体会議を持ち、県としての共同宣言を出しました。そして、本日、教育委員会関係者、小中高校長、PTA会長、子ども会関係者を集め、「いじめ等問題行動をなくす」福井県研修会が、県立大学で行われ参加してきました。
「いじめ問題対応の手引き」を義務教育課長が説明されました。
2階席までほぼ一杯でした。
県教委作成の「いじめ問題対応の手引き」の説明があり、これを活用しいじめの未然防止に努め、起きたときは早期解決に向けて取組むよう、話がありました。次に、「いじめ等問題行動を減らすために今学校に必要なこと」として、講演がありました。
 いじめはどこの学校でも起こりうる問題であり、誰にでも起こりうるという考えのもと、危機感を持って対応する必要があります。
 今日の講演で印象に残ったのは、
☆些細なトラブルはいつでもどこでも起こるもので、それが繰り返されたり深刻な事態に至ってしまうような学校の風土を改善すること。
☆些細な行為が深刻ないじめへと簡単に燃え広がらない潤いに満ちた風土を作りだすこと。
☆授業や行事で全ての子が活躍できる場面を作り出し、自己有用感を高めること。
 手引きや講演の内容を受け、これまで以上に「未然防止」に力を入れ、今の取組みを点検し、いじめが起きない学校にしていかなくてはならないと、意を新たにしました。 (校長)