3年生が12月から育ててきたサクラマスを、堂本地区から染ヶ谷川に放流しました。
初めは卵の状態で届けられ、そこから孵化し、毎日水温を測り、えさを1日に4~5回あげて育ててきました。今では3.5cmほどまでに大きくなりました。
100個あった卵でしたが、孵化した後、97匹も生き残ることができました。今年の冬は寒く水温が低かったのがサクラマスにとってはよかったようです。放流では、一人ずつ稚魚を水の入ったコップに分けてもらい、みんなで一斉に川に放ちました。一生懸命に小さな体で泳いでいました。
子どもたちは、今まで大事に育てたサクラマスが手元から離れ、少しさみしそうにしていましたが、「これからサクラマスの冒険が始まるんですね!」と楽しそうにも話していました。
サクラマスはこれから自分たちでえさを見つけて大きくなっていきます。立派なサクラマスとなってまたこの南川に戻ってきてくれることを願っています。
一人ずつ稚魚をわけてもらいました。 |
放流します。 |
「魚道」についての説明をお聞きしました。 |