5月26日(土)に行われました親子ピカピカ作戦では、お休みのところお子さんと一緒にたくさんの方に御出席いただき、ありがとうございました。
みなさんのお力のお陰で、普段掃除のできないところを隅々まできれいにして頂きました。子どもや職員ではとてもできない高いところの作業や木の枝打ち、溝掃除、学校田の草刈りなど、本当に助かりました。また、後片付けもしっかりとやっていただき、ありがとうございました。子どもたちもそれぞれに出来ることを指示いただき、がんばっている様子でした。親と子どもさんが一緒に掃除をしている姿は、とっても微笑ましく、何気ない会話をしながら草むしりをしておられる姿など、いい関係の姿を見せていただきました。きれいになった環境の中で、子どもたちも思い切り活動に取り組むことができます。
これも、PTAの役員の皆様をはじめ、計画いただきましたPTA環境委員会の田中委員長様、委員の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。名田庄小学校の素晴らしい伝統です。
≪これからの時代に必要とされる学力≫
昔と比較すると格段に様々な情報がたくさん、いつでも手に入るようになりました。世界各地での動きや、日本のある地域の状況などをすぐに知ることが出来ます。また、専門的なことを知りたくなれば、子どもでも簡単にインターネットを使えば、手に入れることが出来るようになってきました。こんな世の中ですから、自分自身が必要な情報を選び、活用し、行動を起こしたり、課題を解決したり、新たな目標に向かって進んでいこうとする力が必要とされます。
学校でつけようとしている学力は、
○思考力・判断力・表現力
○学んでいこうとする学習意欲
この3つの力等を調和的に育てていく必要があります。一昔までは、教師の説明を一方的に聞くだけの学習で、教えてもらったことをドリル的に反復練習して力をつけてきましたが、現在全国学力調査等で明らかにされた学力の課題は、2つ目の「思考力・判断力・表現力」です。小学校低学年のうちは、読み書き計算などの基本的な知識技能は、体験的に理解させ、繰り返し学習を重視しつつ、学習の基盤をしっかり作ります。中学年から高学年では、これまでに習ったことを活用して解決していくために、自分の考えを整理したり、説明したり、表現したりする学習を重視しています。
本校では算数科を中心に研究を進め、「思考力・判断力・表現力」を育成するために、「算数的活動」を取り入れた授業を進めています。「分かった。」と自分では思っていても、いざ人に説明しようとするとうまくできなかったり、何か足りなかったことに気づいたり、説明することで理解がより深まったりという経験があると思います。毎時間はできませんが、計画的に場面を設定して取り組みます。