2011年1月28日金曜日

学校だより1月

子どもを抱きしめる


 福井県PTA連合会が家庭での生活習慣の決まりと親子間のメッセージを募集しました。「我が家の三原則」で,県PTA会長賞に選ばれた作品は「1日1回ぎゅっと抱きしめる」(武生西小学校5年大友さん親子)でした。子どもを抱きしめる効果として次のようなことが言われています。

①抱きしめることで言葉では伝えきれない想いを,ぬくもりを通して伝えることができます。そのぬくもりは子どもに安心感を与え,情緒を安定させます。そして,子どもの記憶にずっと残るというのです

②しっかり抱きしめられて育った子どもの方が,社会に飛び出す力を身につけていると言われています。これは,どんなことがあっても自分を受け止めてくれる場所,無条件にを受け入れてくれる場所の存在に確信が持てるためです。

 生まれてすぐに立って歩くことができる動物がいる一方で,人間の赤ちゃんは大変未熟な状態で生まれてくるため,ある時期を親に依存して成長します。そばに居てくれることで落ち着き,安心できるのです。

子どもが低学年のうちは抱きしめる機会も多くあったと思いますが,子どもの成長とともに残念ながら減ってきたのではないでしょうか。小学校の高学年になった子どもには,「握手をする」「激励のために肩をポンとたたく」など,どんな形でもぬくもりを伝えていくことが大切だと思います。

さらに,次のことも書いてありました。「夫婦(家族)の仲の良さが子どもに与える影響」は予想以上に大きいそうです。大人と同様のストレスの多い社会を生きている子どもたちに,様々な形でぬくもりを伝えていくことが大切なのではないでしょうか。

2010年12月14日火曜日

学校だより12月

 色鮮やかな紅葉だった山々も次第に冬景色に変わりつつあります。
マラソン大会・郡音楽会・チャレンジ教室など多くの行事があった11月でしたが,どの行事にも子どもたちは自分の目標を持って本当によく頑張りました。
 さていよいよ二学期の最終月を迎えました。子どもたちには,自分が掲げた目標の点検をするとともに,落ち着いた学習の場を提供していきたいと考えております。

 読書週間の取り組みから
 今年は「国民読書年」です。本校でも11月15日~19日までの一週間を「読書週間」に位置付けて様々な取り組みを行いました。朝の時間帯では6年生による紙芝居,17日の集会では,ハッピーブック委員会による「読書集会」と,ブランケットファミリー(名田庄地区ボランティアグループ)による「お話や読み聞かせ」などでした。子どもたちは様々な取り組みを十分楽しみました。
  登場人物の顔や服装,人物がいる周りの風景,これからの話の展開など頭の中で様々なことを思い描きながら聞いていたのでしょう。紙芝居を見たりお話を聞いたりしている時の子どもの目や表情が生き生きと輝いていました。お話を聞いたり,自分で読んだりすると良い表現を学ぶことができますし,作文の書き方のヒントを得ることもできます。
 以前私はこの便りの中で,若い頃読書をしなかったことで現在後悔していることを書きました。その後「速読法」のような本も読んでみましたが効果があったとは思えません。そんな時「スローリーディングの実践」という本を読みました。著者(平野啓一郎氏)によれば,プロの作家でも書物をそんなに速いスピードで読んでいるわけではないそうです。むしろ一冊に時間をかけ,想像を広げながらゆっくりと読んでいくと言うのです。そうすれば書物の中の情景が頭に浮かぶし,頭脳の活性化にもつながると書いています。早いスピードでたくさんの書物を読むことが出来ない私は,この本を読んで気持ちが少し楽になりました。様々な想像を広げながら丁寧に読んでいくのも一つの方法ではないでしょうか。

2010年11月1日月曜日

学校だより「わかあゆ」11月

 スタービレッジ事業(合宿通学)

 10
18日から22日まで45日で4年生が合宿通学を行いました。一度も家に帰ることなく,全員元気に全日程を終了できたことを喜んでいます。最終日の修了式,私が会場に着いたとき子どもたちは正座をしていました。あまりにも静かで誰も居ないのかと思うくらいでした。それは30分以上も続きましたが,声を発する子は誰も居ませんでした。5日間のことを思い出し,楽しかったことや辛かったことなど,自分を振り返る大変貴重な時間だったようです。私は「大変良い学習をさせてもらっている。」と感じました。名田庄公民館を中心とした町教育委員会,社会教育委員,民生委員,また朝晩の食事ボランティアのみなさん,さらに各施設の方々等大勢のご協力があってできたことです。子どもたちは本当に多くの人に見守られて成長していると実感しました。本当に感謝いたします。ありがとうございました。

 金銭教育について


本校は各教科学習とともに金銭教育にも力を入れています。例えば,低学年では「学用品等を大切に使うことや仕事の大切さ」を,中・高学年では「物の値打ちを知り,無駄遣いについて考える」ことを学習しています。金銭教育と聞くと,「お金の勘定ができる」とか「株などの投資」を思い浮かべるかもしれませんが,金銭教育の目的は「物やお金を大切にする心をはぐくむこと」です。
 今の子どもたちは,とても豊かな時代に生きています。豊富なおもちゃや食べ物をはじめ,子どもたちだけでなく私たちの周りには物があふれています。でも,私たち大人も子どもも,この恵まれた環境を当たり前と思わず,感謝する気持ちを持つことが大切です。
 また,大変便利な社会になったことでクレジットカードなどによるトラブルに巻き込まれやすくなっています。正しい知識や金銭感覚を持つことによってトラブルを防ぐことができます。さらに,働く意義を感じたり,職業について学んだりすることもできます。
 このようなお金の価値や使い方を学ぶ学習には家庭の役割が大切です。学校教育で得た知識を普段の生活の中で生かせるようになって欲しいと思います。
 そこで,PTA教養委員会の計画により,今年度の「家庭教育講演会」は下記のように実施させていただきます。保護者の皆様のご参加をお願いいたします。

                  記

日 時  11月17日(水)10:40~11:25

場 所  名田庄小学校 体育館

内 容  「おこづかいを考えよう」

講 師  帰山順子先生(ふくい・くらしの研究所事務局長)

             4・5・6年生も一緒に参加します。

2010年10月4日月曜日

学校だより10月

二学期が始まっても大変暑い日が続いていましたが,1ヶ月が過ぎようやく秋らしい気候になってきました。学校から見える南川の堤防にはススキの穂が揺れています。秋は体を鍛えたり心を豊かにしたりするのにとても適した季節です。さわやかな秋の訪れとともに子どもたちが落ち着いた環境の中で学習や運動ができるように努力してまいります。 
 去る9月18日(土)に行いました「たてわりまつり」は好天に恵まれ,子どもたちは協力しながら力いっぱい楽しく競技することができました。保護者・御家族の皆様や地域の方々,多数の御来賓の皆様方にも御声援,御協力いただきましたことに厚くお礼申しあげます。
さて,「たてわりまつり」(運動会)のねらいは,『①子どもたち


の自主性を伸ばし,縦のつながりを深める。②子どもたちの活躍する場面を増やし,協力していく中で成就感を味わわせる。』ことです。

毎年6年生が中心となり,計画を立て練習をして本番を迎えま

す。色別団体種目(「粉まみれのヒーロー」「競い合うむかで」「シュシュをつなげ」)に出場する選手を決めるのもリーダーの仕事です。その種目や応援合戦の練習は与えられた時間内で仕上がるように計画を練る必要があります。そのために各色のリーダーはチーム内の高学年と十分に話し合いをし,準備をしてから練習時間に臨みました。また,全校踊りの振り付けも夏休み中に自分たちで考え,9月からは昼休みを利用して,体育館で自主的な練習も始まりました。時間を無駄にせず上手に使う意識が出てきました。

各色のリーダーは最初グループをまとめるのに苦労していましたが,日を追うごとにまとまりが出てきました。低学年の子どもたちも真剣に取り組んでいるお兄さんやお姉さんの姿を見て,「自分たちのチームのために頑張る」という意識が出てきたようでした。「たてわりまつり」はまさにこのことをねらっているのです。みんなで力を合わせる楽しさや作り上げていく楽しさを十分感じ取ってくれたことと思います。

最近の子どもは昔のような「群れ遊び」をすることが少なくなっています。テレビやパソコンによるゲームや携帯電話の普及が人との関わりを少なくさせ,コミュニケーション能力が育ちにくくなっていると言われています。本校教育の大きな柱でもある縦割りを中心にした活動を通して,異年齢活動や集団生活体験から社会の仕組みを感じ取ってほしいと願っています。

2010年9月14日火曜日

学校だより「わかあゆ」9月

学校に元気な子どもの声が戻ってきました。全国的に今年は特別に暑い夏でした。連日のニュースでは熱中症になる人が続出し,死亡する人も多数出たと報道していました。そんな中,本校の児童は大きな怪我をしたり病気にかかったりしたということもなく,夏休み中には各地域の子供会行事やスポーツ少年団で大いに活躍したものと思います。暑い中,グラウンドや体育館で練習に励んでいた子どもたち,試合ではその成果を出すために力いっぱいのプレーをしていた子どもたちの姿がありました。


また,恒例の「鯖街道踏破体験学習」には5年生全員が参加し,猛暑の中を2日間で約28㎞歩きとおしました。この体験は今後の学習にきっと役立つと思っております。

本日,第二学期の始業式を行いました。ひと回り大きく成長した子どもたちの顔を見て本当にうれしく思いました。これは,保護者の皆様をはじめ,様々な形で子どもたちの指導に当たっていただいた方々,地域の皆様の温かい御指導のおかげと感謝しております。式では,多くの人に支えられていることに感謝するとともに,学校の友達同士も力を合わせ支え合って学習していくことの大切さを話しました。

「引っ越し作戦」(7月17日,8月28日)では大変お世話になりました。今年度は2回にわたって奉仕作業をお願いしました。大がかりな作業でしたが,大勢の保護者の方に御協力いただき,机・ロッカー等を移動することができました。7月に体育館や家庭科室等に運び出した備品や教材を見た時,8月の作業はとても予定している時間では終わらないだろうと思っていましたが,参加いただいた保護者の皆様の手際良い作業でほぼ予定通り終了することができました。ありがとうございました。


また町当局には2年がかりで増・改築工事をして頂きました。新しい廊下ができ教室が広くなりました。また,新しい部屋(調理実習室,会議室,相談室)もできました。写真をみていただくと,教室や廊下が広く明るくなったことがわかります。そして,すべての教室に冷暖房を付けていただきました。このすばらしい校舎で子どもたちはのびのびと学習することができます。町当局の方々や工事関係者に感謝申し上げます。

9月18日(土)の「たてわりまつり」のときに,新しくなった校舎を地域の皆様に公開する予定です。是非御覧ください。



2010年7月14日水曜日

わかあゆ(7月)

夏季野外活動


昨日「夏季野外活動(川遊び)」を実施しました。この日を迎えるまでには6年生を中心にして各色で計画を練ってきました。全校での打ち合わせもして当日を迎えました。

高学年の児童は,自分たちの計画したことがうまくいくかどうかドキドキしたでしょうし,成功させようと努力しました。子どもたちの生き生きとした姿を見ながら,このような機会を作っていくことの大切さを感じていました。もうすぐ子どもたちが楽しみにしている夏休みです。保護者の皆様も大変お忙しいこととは思いますが,家族間で子どもが楽しんで取り組むような事を計画し,一緒に過ごす時間を少しでも多くしていただきたいと思います。

例えば,「一緒に料理を作って家族でパーティをしよう。」とか「お盆を前に全員で掃除をしよう。」などを計画すれば,「どんな料理にするのか。材料はどうするのか。どこへ買い物に行くのか。」「家の中で掃除が必要なところはどこか。分担はどうするのか。」など,家族の会話が進み,子どもたちは前向きな姿勢になり,「こんな料理を作りたい。家をきれいにしたい。」と目標を持って取り組めると思います。そして「すごくおいしかった。」「家の中が見違えるようになった。」と評価をしてもらったら,また次に向かう気持ちがでてくるのではないでしょうか。