授業のねらいを定め、計画を立てねらいを達成できるよう授業の組み立てをします。それを文書にしたものを「指導案」と呼んでいます。設計図に当たる指導案に基づいて授業を行うわけですが、いざ授業を始めると子どもたちの反応は予想と違ったり、授業での発言がうまく続かなかったりすることがあります。授業後に研究会を開き、授業者の思いと実際の授業の展開との違いや優れているところなどを協議を通して深め、次の授業をどうしていくかを考えていきます。
また,本日の研究会には、嶺南教育事務所の指導の先生を招き,助言をいただきました。
5年生の児童たちは,担任の話や説明によく耳を傾け,熱心に問題を解いたり,隣の人に説明したりしていました。たくさんの先生やみんなの前で発表するのはやや抵抗があったかもしれませんが,2名の児童が自分の考えた説明を前で発表することができました。分数×整数のかけ算については,ほとんどの児童がイメージがつかめたようです。
周りの教員は、子どもが今どんな思考を行っているかを観察しています |
自分の考えを説明できる子を育てようと指導しています |
授業後の研究会の様子です。 指導案をもとに、その時の授業者の対応と子どもの反応を見なが、協議します。 |
うまくいくだろうと計画していても、授業後は反省がすることが多く、うまくいったと自負できる授業はなかなかないのが現実です。
少しでも子どもが授業がよく分かり、力をつけていくような授業づくりを目指して、今後も研鑽に努めていきます。