2012年11月1日木曜日

平成24年度学校だより 11月

   ≪まなびの秋、読書に向かおう≫
 2学期は、運動に、読書に、学習にと何でも一番集中しやすい時期です。継続して練習や努力すること、読書を続けることなど、自分の知らなかった新しい知識や経験が、自分の人生や人との関わりを豊かにしてくれます。
 特に、読書を勧めます。小さい頃に形成されていく本好きの経験が、その後の学ぶことへの姿勢や集中力、知識や人間の生き方などへ大きな影響を与えるといわれています。ワクワクしながらその先を読んでみたくなるような自分の好きな本を見つけ、いつもそばに本がある習慣をつけてほしいと願っています。

 
≪合宿通学のよさと課題≫ -スタービレッジ-
 1015()19()の5日間、4年生は三重さきやま会館を宿舎とし、そこから学校へ通う生活を経験しました。家庭を離れ初めて4年生全員で宿泊し、朝と夜の食事も自分たちで作ったり、部屋等を掃除したりの自立した生活を過ごすことが出来ました。家庭を離れての寝泊まり、不安と楽しさの入り混じった気持ちでスタートしたと思います。普段だったら、学校から帰るとおやつに飛びついたり、ゲームやテレビを楽しんだりするのでしょうが、それも出来ません。晩御飯はみんなで協力して作り、朝ごはんは下準備の早出の当番制で全員で調理し、後片付けもみんなでやります。
 学級のみんなとの共同生活なので、わがままは許されませんし、寝る時刻や起きる時刻も普段とは大違いです。家庭では待っていれば御飯を食べることが出来ますし、掃除なども家の人がしてくれます。お家の方の大変さが身にしみて分かったことと思います。また、みんなで協力することの大切さと素晴らしさも感じていました。
 この事業を主催いただいています名田庄公民館様、この1週間は4年生のこの事業へ業務のほとんどを当ててくださり、親身になって子ども達の成長に手助けをしてくださっています。また、たくさんの地域の方々の支援をいただき、子どもを温かく見守り育てていこうと関わってくださいました。この親身に関わってくださっている風土や文化を、これからも『地域の子は地域で育てよう』のスローガン通り受け継ぎ、子ども自身にも大人にお世話になっている自覚を持たせつつ、続けていくことが大切であると思います。関わってくださいました多くの方々にお礼申し上げます。
さきやま会館から学校へ登校です。
見守り隊の方にバス停まで連れて行ってもらいます。
 

≪マラソン大会を走りきりました≫
 1030()には、マラソン大会を行いました。秋空の下、全力で駆け抜け、自分の記録を超えることを目指し、最後まで走りきりました。応援くださいました保護者の皆様、ありがとうございました。今後ももっともっと遊んだり、走ったりすることが好きになり、元気に1年間を通して走る子を増やしたいと思います。