2013年8月6日火曜日

みどりの少年団活動~6年生の森林教室~

 本日午前中は,6年生が八ヶ峰家族旅行村での「森林教室」に参加しました。これまでに学習した「森林の働き」について理解を深め,これまで以上に自然に親しむことが目的です。
 天候も気温もちょうど良く,またたくさんの方に優しくサポートしていただいて,有意義な学習会になりました。
山や木を育てる森林組合の仕事について,教えていただいています。
いただいた資料に,しっかり目を通しています。
一本の木を立派に育てるのには,約50年の年月がかかるそうです。
いよいよ,チェーンソーを使って,木を切る場面です。
木の片側に切り込みを入れ,その後,反対側から切り始めます。
 間伐するところを見せていただいた後,近くの森林の中で,獣害を予防するテープを児童代表2名が実際に巻いてみました。手伝っていただきながら,きれいに巻くことができました。このテープがないと,例えば鹿が角を磨くのに角をこすりつけたり,やわらかい木の皮の部分を食べてしまったりして,木が傷ついてしまうのだそうです。
左の箱:「石と土だけの状態」 
右の箱:「木が根っこを広げ,枯れ葉などが土壌を覆っている状態」
じょうろで水を流すと,右の方が保水力が高く,土壌も流れださず,
また地中深くまで水が浸透することがわかりました。
土の下の状態について,教わっています。
木は,木材として利用したり,空気をきれいにしたりするだけでなく,
保水したり,土砂崩れを起きにくくさせたりする働きがあるのです。
丸太切り体験をしています。最初はなかなか上手には切れませんでした。


「のこぎりを引く時に切る」コツをつかむと,だんだん早く切れるようになりました。
 
丸太切りと並行して,ドングリや木を使ってクラフト作りをしました。

いろいろなデザインの温度計が出来上がりました。


クラフト作りで完成した作品を,みんな手にして,記念撮影!
今日の感想を伝え,いろいろ教えて下さった方々に,お礼を言いました。
最近のニュースでは,大雨による土砂災害の話題が多いです。名田庄の森林や,日本の森林を守り,そして自分たちの生活を守っていくために,今日教わったことを生かしていきたいものです。