寒さが一段と厳しくなると同時に、いろいろな感染症の流行が聞こえてくるようになりました。以下を読んでいただき、感染の拡大防止に御協力いただきますようお願いします。
①感染性胃腸炎に関することについて
先日の保健だよりでお伝えしましたように、11月下旬より嘔吐・下痢等の症状での欠席や早退が数名出ています。嘔吐や下痢等の症状がある場合には、無理に登校させず早めにかかりつけ医を受診してください。
感染性胃腸炎の予防法
□ 最も重要な予防方法は手洗いです。食事前・外から帰った後・トイレの後・掃除の後には、必ず流水・石けんで手を洗いましょう。
□ 下痢などの症状がある人は、食品を扱わないようにしましょう。症状がなくなっても1週間程度(長い場合は1ヶ月程度)は便中にウイルスが排出されるといわれているので、注意しましょう。
□ 加熱は最も有効な殺菌方法です。ノロウイルスは85℃以上1分以上の加熱が必要です。
□ 嘔吐物や下痢便にはウイルスが大量に含まれています。マスクや手袋をつけ、換気をしながら、処理を行いましょう。消毒に歯家庭用漂白剤を薄めたものが有効です。(具体的な処理の方法は保健だよりでお知らせしたとおりです。)
②インフルエンザに関することについて
今のところ近隣の学校等での流行の情報は入っていませんが、油断せず予防に努めていただくようにお願いします。(予防方法は下記を御覧ください。)
急な発熱・関節痛・のどや鼻の症状・頭痛・だるさなどの症状がある場合には、インフルエンザの疑いがありますので、受診していただきますようお願いします。
インフルエンザの予防法
□ 日頃から十分な休養とバランスのとれた食事を心掛
けましょう。
□ こまめに手洗いうがいをしましょう。
□ 外出時や症状が出ているときには、マスクを着用し
ましょう。
□ 流行時には人混みを避けましょう。
□ ワクチンの接種をしましょう。
【インフルエンザの出席停止期間の変更について】
インフルエンザの出席停止期間が変更になりました。これまでは「解熱後2日を経過するまで」でしたが、それに加え「発症後5日が経過していること」も条件になりました。御理解と御協力をよろしくお願いします。