3年生が12月から育ててきたサクラマスを、南川に放流しました。初めは「発眼卵」という黒目が見える卵の状態で届き、そこから孵化し、えさを食べて4cmほどまで大きくなりました。毎日水温を測り、えさを1日に4~5回あげて育ててきました。
放流の際には、南川と水槽の水温の違いにサクラマスが驚かないよう、南川の水温にバケツの中で少し慣れさせてから川に放ちました。200個あった卵から暖冬の影響で最後には2匹になってしまいましたが、2匹とも川上を向きながら一生懸命に泳いでいました。これからは自分たちでえさを見つけて大きくなっていきます。海を渡って北海道まで行き、立派なサクラマスとなってまたこの南川に戻ってきてくれることを楽しみにしたいと思います。