8月18、19日に名田庄小学校の5年生と、大島小学校、本郷小学校からの参加児童31人が、学校から鯖街道踏破に挑みました。
初日は、名田庄を出発してから、八ヶ峰を越えていきました。京都の鞍馬寺までの約24kmほどの道のりで、頂上の五波峠での昼食では、みんな疲れた様子でした。しかし、下りの道はどの子も早く歩くことができ、時間も遅くならずに、最後まで自分の力で歩き通すことができました。
鞍馬寺での食事は、話をすることが許されずとても緊張しながら、食べ物に感謝して食事をしました。朝は、本堂で「心の書」を読み、お経を聞き精神が落ち着きました。朝からの大雨も朝食後には止み(運が良かったですね。)、二日目の目的地、鯖街道の終点である出町柳に向かいました。
貴船では、川床の横を、涼やかな風を感じながら歩き、終点の出町柳では、くす玉割りを行って、鯖街道の踏破を商店街のみなさんに祝ってもらい、がんばって歩いた達成感を味わうことができました。同時に、昔の人が苦労して運んだことも感じられました。
その後は、御所でお昼ご飯を食べ、電車に乗って帰路につきました。大変な道のりでしたが、非常にいい経験ができました。
最後に、児童と一緒に歩いてくださった保護者・ボランティアの皆様、先生方には、大変お世話になり、ありがとうございました。また、この企画をしてくださった名田庄公民館、おおい町教育委員会の皆様方には、感謝しております。