何度も中断された予行練習の苦労もなんのその、1年生の作ったてるてる坊主が見守ってくれる中、『感動を生みだせ 必笑 117人!!』のテーマのとおり大変意義深いたてわりまつりを行うことができました。最後まで応援をいただきました保護者の皆様、御家族の皆様、本当にありがとうございました。また、親対教員リレーを企画し御参加くださいました皆様、ありがとうございました。
今年の6年生は、たてわりまつりの計画を始めた1学期の終わりに、いつもと違う話し合いをしました。運動会なのになぜ「たてわりまつり」というのか、について真剣に考えました。
・上の学年が下の学年に教えてあげたり、助けてあげたりすることが大切。
・たてわりで練習することが楽しくって、その中で絆が生まれてくる。
・遊ぶまつりではなく、楽しいだけでなく、がんばってやるからこそみんなが笑顔で本当のまつりになる。
また、話し合っている中でたてわりまつりの名前だけでは、知らない人は何をする行事なのかが分からないのではということに気がつきました。全校でも考えた結果、たてわりまつりの名前の前に運動会の名前を入れることになりました。体育大会からたてわりまつりに変わり、今年で17回目を迎えます。その17回目の今年に新たな1ページが付け加えられました。
特に6年生にとっては、今までたてわりまつりで経験し学んだことを最上級生として責任を背負い、新たな内容を作り出し下の学年の子に教え、みんなをまとめ引っ張っていくことの難しさと、それができたときの喜びとを実感できたと思います。その高学年の姿を見て学んでいく下の学年。当日の動きや団結の気持ちは短期間では育ちません。それは4月からのたてわり遊びなどから始まり、大縄大会や川遊びなどでも作られてきていました。練習の中で苦労を重ねながらだんだん6年生の気持ちが下の学年に伝わり、やらされる動きからチームのための動きに変わっていきます。
見ている人に感動を! |
≪豊かな想像力を≫
スポーツの秋とともに文化の秋でもあります。美しい言葉は、心を豊かにしてくれます。日本古来の俳句や短歌など、凝縮された表現に出会ったとき、その人の感性の見事さに感動させられます。乱暴な言葉が多い日常ですが、正しく美しい日本語を学び使うためにも読書を進めましょう。主人公と周りの人とのやり取りの面白さや、次はどうなるのかとワクワクしながら読み進める中に、自分の想像力や感性が豊かになっていきます。この秋、親子で読書を進めていきましょう。